パナソニック LUMIX G99

「LUMIX G99」パナソニックから発売!このカメラを選ぶ理由は?プロカメラマンが解説。

2019年5月23日にパナソニックから「LUMIX G99」が発売されます。

「G9 PRO」の操作系を引き継ぎながら、コンパクトに設計された機種です。


パナソニックをはじめ、各メーカーがフルサイズミラーレスカメラのラインナップを充実させてきています。

そんな状況の今、マイクロフォーサーズを買う理由ってあるのでしょうか?


「G99」と「G9 PRO」はココが違う!

G99 G9 PRO
有効画素数 2030万画素 2033万画素
撮像素子 4/3型Live MOS センサー 4/3型Live MOS センサー
撮影感度 ISO200~25600 ISO200~25600
手ブレ補正 5軸補正
5.0段
5軸補正
6.5段
AF 49点 225点
最高シャッター速度 1/4,000 1/8,000
連写撮影 約9コマ/秒(AFS時) 約12コマ/秒(AFS時)
動画 記録形式 4K/30p 4K/60p
ファインダー 約236万ドット 有機EL
約0.74倍
約368万ドット 有機EL
約0.83倍
背面モニター 3.0型
約124万ドット
3.0型
約104万ドット
外形寸法 幅 約130.4mm x 高さ 約93.5mm x 奥行 約77.4mm 幅 約136.9mm x 高さ 約97.3mm x 奥行 約91.6mm
質量 約484g 約586g


ほぼ同じ画素数ですが、上位機種の「G9 PRO」は読み出しスピードが早い、異なるタイプのイメージセンサーを採用。

その為、「G9 PRO」は6Kフォトに対応しています。

その他のスペックは、ほぼ同等か「G99」の方が低くなっています。


「LUMIX G99」の主な仕様

有効画素数 2030万画素
撮像素子 4/3型Live MOS センサー
最大記録画素数 5184×3888
レンズマウント マイクロフォーサーズマウント
撮影感度 ISO100~25600(1/3段ステップ)
測光方式 1728分割測光
シャッター形式 フォーカルプレーンシャッター
フォーカスモード AFS(シングル)
AFF(フレキシブル)
AFC(コンティニュアス)
MF
AF方式 映像検出によるTTL方式(コントラストAF)
フラッシュ TTL調光内蔵ポップアップ式
GN9.0相当(ISO 200・m)
ファインダー 0.39型有機ELファインダー 約236万ドット
視野率約100% 0.74倍
液晶モニター アスペクト比3:2/3.0型/約100%
静電容量方式タッチパネル/約124万ドット
Wi-Fi IEEE802.11b/g/n
Bluetooth Bluetooth Ver 4.2
標準撮影枚数 約290枚
寸法 幅 約130.4mm x 高さ 約93.5mm x 奥行 約77.4mm
質量 約484g


「LUMIX G99」を選ぶ理由

4K PHOTO

パナソニック独自の4K技術を、写真撮影に応用した新たなスタイル「4K PHOTO」。

これまで撮影に苦労していた絶好のシャッターチャンスを、撮り逃すことなく決定的な写真を残せます。

さらに、3つの機能(4Kフォトモード/フォーカスセレクト/フォーカス合成)を搭載し、通常の写真撮影では困難だった瞬間・フォーカス・フォーカス深度など、被写体や撮影シーンに合わせて自分の思い描く作品づくりを実現できます。





パナソニックのデジタルカメラの代表的な機能といえば「4K PHOTO」です。

この機能があれば、決定的瞬間を撮り逃したり、ピンぼけ写真でがっかりすることは無くなります。

弱点があるとしたら、画像サイズが約800万画素程度になるというところ。

ただ、普通にLサイズや2Lサイズでプリントする分には全く問題ありません。


小型・軽量

同じマイクロフォーサーズのGシリーズでも最軽量。

驚くことに本体、バッテリー、メモリーカードを含んだ状態で200g程度も軽量です。

その上、サイズもひとまわり、小さくなっています。

たいした差に感じないかもしれませんが、実際に撮影をしてみると、この差は圧倒的。

ちなみにフルサイズミラーレスのSシリーズと比べると約半分の重量です。


防塵・防滴設計

最近は防塵・防滴設計のカメラが増えていますが、屋外での撮影を考えると安心です。

突然の雨で、カメラを壊した経験があるボクにとっては防塵・防滴設計はマストな条件です。


瞳AF

瞳AFが搭載されていると人物撮影のピント合わせが本当に簡単になります。

特にアップ写真の場合、通常のAFだと、ピントを外すケースが多いです。

多少、ピントが外れていてもLサイズぐらいのプリントであれば気になりませんが、高精細なスマホやタブレットで見ると、その差は明らか。

瞳AFは絶対に必要です。


ライブビューコンポジット

難易度が高い、夜景や花火や星空の撮影を簡単にする機能。

仕組みは設定した露光時間ごとに撮影し、明るく変化した部分だけを合成。

さらに合成されている画像がリアルタイムに表示されるので仕上がりを確認することができます。

同じような機能にバルブ撮影がありますが、大きな違いはバルブ撮影のようにシャッターボタンを押している時間、露光している訳ではありません。

その為、画像の中に明るい部分があっても露光オーバーにならず、簡単に美しい写真が撮れます。


マイクロフォーサーズ

被写界深度

イメージセンサーの大きさの違いにより、マイクロフォーサーズはフルサイズやAPS-Cと比べて被写界深度が深くなります。

その為、暗い場所などで絞りを開けなければならない場合、同じ絞りでも被写界深度の違いにより、ピンぼけ写真にならない確率が上がります。


望遠レンズが圧倒的に軽量

イメージセンサが小さい為、同じ焦点距離の場合、35mm換算すると約2倍となります。

どのくらい圧倒的に軽量なのか、望遠ズームレンズとしては一般的な70-200mm F2.8で比較してみます。

VARIO 35-100mm F2.8II EF70-200mm F2.8L IS III
最大径×長さ Φ67.4mm×約99.9mm Φ88.8mm×199mm
質量 約357g 約1,480g
メーカー希望小売価格(税抜) 140,000円 300,000円


ものすごい、サイズの差じゃないですか?

最大径は3/4、長さは1/2、質量は1/4です。

同じ焦点距離のレンズとは思えないくらい、小さくて軽い。

レンズだけで1kgを越えると、慣れていない人が撮影し続けるのは本当にツライです。

さらに価格も半分以下ということで身体にもお財布にも優しいですね。


まとめ

「LUMIX G99」を選ぶ理由を書いてきましたが、いかがでしたか。

機能も豊富ですが、実売価格が130,000円(ボディー)という事を考えると、中途半端なポジションかなという気がします。

ただ、ユーザーを限定するのであれば、性能面、サイズ面で、ものすごく使いやすいカメラになります。


どんなユーザーかというとズバリ、ボクがオススメするのはパパママです。

なぜなら、パパママが撮影するシチュエーションにピッタリはまるからです。

説明していきましょう。


赤ちゃん

生まれてすぐは外出もままならないので、室内の撮影がメインです。

そんな時、暗い場所でもピントを合わせやすい「マイクロフォーサーズ」はピッタリ。

その上、一瞬の表情をとらえることができる「4K PHOTO」があれば、失敗しらずです。


幼稚園

動きが早くなり、ピントを合わせるのが大変。

でも、「瞳AF」があれば、安心して撮影することができます。

さらに「4K PHOTO」で撮影すれば、ピント位置も自由自在。


小学生

幼稚園と比べてグランドや体育館が大きくなり、学校行事を撮影するのが難しくなります。

そんな時、望遠レンズが小型・軽量な「マイクロフォーサーズ」は超便利。

重くて、疲労困憊になり撮影できないのはツライですよね。

さらに、行事も楽しむことができないのは最悪。

そんな望遠レンズの呪縛から解放されます。


本気でもっとアップで撮影したい人には35mm換算で800mmというレンズもあります。

このレンズで寄れないものありません。

観客席から感動のゴールシーンも余裕で撮影できます。






思いつくだけで、これだけのシチュエーションがありました。

パパママにピッタリのカメラだと思いませんか。

描写力やカメラの基本性能を優先するのであれば、「LUMIX G99」はオススメしません。

でも、小型・軽量であること、搭載されている機能は撮影を簡単にしてくれるはずです。


カメラ選びで迷子になっている、パパママは「LUMIX G99」を選択肢に加えてください。

そして、このカメラを選ぶことになったとしても、かけがえのない子供の写真を撮るなら、後悔の無い選択になると断言できます。


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